株主優待を実施する企業の本当の理由を理解する
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株主優待生活をしてみたい

株主優待目的で株式投資をしている方も多いと思いますが、配当金に加えて株主優待までもらえると何だかとてもお得になった気がします。

 

株主優待は実に様々な種類のものがあり、挙げればキリがないですが、もらっても困らないものと言えば、クオカード、図書カード、おこめ券などの金券ではないでしょうか。

 

そのなかでもクオカードは汎用性も高いのでもらえるととてもありがたいです。

 

図書カードは会社四季報を購入するときに使えますし、おこめ券はもらっても嬉しくない人もいるかもしれませんが、ドンキホーテでは商品の支払いのときに現金での代わりにおこめ券で支払いができるので、ドンキホーテを利用する人にとっては便利に使えます。

 

他にもその企業独自のユニークな株主優待を実施している企業もたくさんあります。

 

上手に有効に活用すれば、毎月の生活費のミニマム化にも貢献してくれる心強い存在です。

 

 

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株主優待目的で株式を購入するのはおすすめしない

私も株主優待目的でオリックスの株式を購入したことがあったりしますが、株主優待のみ目的で株式を保有するというのはちょっと危険だと思います。

 

株主優待を実施している企業の株式を保有していれば、保有している限り株主優待の恩恵を受けることができますが、企業の業績が悪くなれば株主優待の内容が改悪されることもありますし、場合によっては廃止することだってあり得ます。

 

改悪や廃止をするとその企業の株価はまず下がってしまいますし、株式の購入価格によっては含み損を抱えてしまい塩漬けにしてしまう可能性もあります。

 

それでも良いから本当にその企業を応援したいという方は別ですが、そういう状態になっても株式を保有するのは精神的にも辛いかと思います。

 

株主優待目的で株式を購入したときが高値で、その後ずっと含み損を抱えてしまってはなんのために投資をしたの分からなくなってしまいます。

 

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なぜ企業は株主優待を実施するのか考えてみる

企業が株主優待を実施している目的は何でしょうか?

 

表向きは株主の喜びや価値を届けるためとか、より多くの株主様に弊社のことを知ってもらうためとか、体裁の良い理由を挙げると思いますが、株主優待を実施するということはその分の費用がかかることでもあります。

 

それにも関わらず株主優待を実施するということは、企業側にもそれなりの理由があるから実施しているのです。

 

理由の1つとしては、多少業績が悪くなったり世間が不景気になったとしても、株主優待を実施している企業は株価の下支え効果があることです。

 

しかしやはり一番大きい理由としてはやはり市場変更をしたいという企業の思惑ではないかと思います。

 

市場変更をする際は一定の条件がありますが、そのうちで株主人数というものがあります。

 

たとえばマザーズやJASDAQから東証一部へ市場変更する場合は、最低でも株主人数が2,200人以上必要となります。

 

しかしこういう新興銘柄は株主人数が1,000人以下だったりすることもあります。そういう企業が市場変更を目指そうとすると、株主人数の条件に引っ掛かってしまい、市場変更できないということになります。

 

この問題をクリアするには株主数を増やす必要がありますが、手っ取り早いのが株主優待を新設することです。

 

株主優待を新設すれば、株主優待を目的に株式を購入する個人投資家も多数いますので、比較的容易に株主人数を増やすことができます。

 

このように株主優待を実施している企業は、隠れた真の目的があるのです。

 

そういう企業の習性を逆手に取って株式投資をしている投資家もいます。

 

市場変更したいというのはとてもポジティブな材料ですので、株価が上がりやすいと言われております。

 

なので株主優待を新設した企業の株式を仕込んでおき、後日一部へ変更の発表がされて株価が急騰したところで利確するキャピタルゲイン狙いの投資家もいます。

 

まとめ

株主優待はうまく活用すれば生活費の削減に寄与してくれる心強いものではありますが、それだけを目的に株式を購入してしまうと痛手を被ることもあります。

 

また株主優待を実施する企業は何か隠れた真の目的があるはずですので、それを読み取れるようになれば、多くの投資家よりも頭1つ飛び出た投資家になれるのではないかと思います。

 

 

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