初めてのお見合いは知らないことだらけ
初めてお見合いをしたあの日、あの子の笑顔、あの子との会話、今でも目を閉じると走馬灯のように鮮明に甦ってきます。笑
初めてのお見合いが決まりお見合い当日までの間、私の頭はフル回転で様々なことを考えていました。
待ち合わせ場所に女性がちゃんと現れてくれるのか、お見合い場所はどんな雰囲気なのか、どのようにお茶を頼めばよいのか、お見合い中は何を話せば良いのか、お会計はどうやって支払うのがスマートなんだろうと、ずっとそんなことばかり考えてました。
分からないことはインターネットで調べたりもしました。
現在から振り返るとお見合い初心者だった当時の自分が懐かしいです。
ですが現在ではその頃の面影はもはや無く、すっかりお見合いのプロとなってしまいました。
たとえるなら、会社帰りに外食やスーパーにでも立ち寄るのと同じ感じで、週末になるとお見合いをしに出掛けているような感じです。
緊張やドキドキなど既にありません。
お見合いが完全なるルーチンワークと化していますが、初めてお見合いをしたあの頃を思い出しながら、みなさまには初めてのお見合いで失敗しないための処方箋を提供したいと思います。
お見合いをスムーズに開始できるように事前準備が必要
お見合いは基本的にホテルのラウンジにあるようなカフェで行われます。
基本的に結婚相談所のほうで待ち合わせ場所やお見合い場所は調整をしてくれるのですが、その調整結果は以下の3パターンのいずれかになります。
1.待ち合わせ場所とお見合い場所が同じで、
かつお見合い場所では席が予約されている。
2.待ち合わせ場所とお見合い場所が同じだが、
お見合い場所の席が予約されていない。
3.待ち合わせ場所だけ指定されて、
お見合い場所は2人で決めてよい。
「1」の場合は、結婚相談所で指定してくれたホテルラウンジのカフェの場所まで直接行って、店員に席を予約していることを伝えれば、予約した席に案内してくれます。
お見合いする2人の苗字で席が予約されていますので、自分の苗字を告げれば大丈夫です。
結婚相談所からこのパターンで指定されることが一番多く、お見合いする側にとっても確実にお見合い相手と合流できますし指定された時間にお見合いを開始することができますので、一番気を使わなくて済みます。
「2」の場合は、お見合いするホテルラウンジのカフェが待ち合わせ場所になっているパターンなのですが、不親切なことに席の予約はされていません。
結婚相談所が手を抜いて予約することをサボっているというわけではなく、そのカフェのお店自体が席の予約を受付けていないのです。
予約ができないカフェを指定されることも多々ありますが、たいていお見合いするところはお見合いの聖地みたいになっていますので、自分たち以外にもお見合いをする人達で溢れかえています。
指定された時間通りに到着してしまうと、順番待ちで長蛇の列ということもありますので、早めに到着して席の順番待ちをする必要があります。
「3」の場合は、待ち合わせ場所だけ指定されて、カフェはお好きなところを2人で決めて下さいというパターンです。
頻度は多くないですが、こういうパターンもたまにあります。
待ち合わせ場所はだいたいお見合いできそうなカフェが併設されているホテル内の目立つ場所になっており、たとえば銅像の前とか、大きな時計台の前とか、テナントとして入っているお店の前という感じです。
しかしこのパターンは、スムーズにお見合いをするために事前のリサーチを必要とします。
ホテル内にカフェが併設されていればそこを利用すれば良いですが、もしカフェが無い場合や、カフェは有るのだけれどもあまりにも混んでいる場合ということがあり得ます。
その場合はホテルを出て、どこか別のお見合い場所を探すことになります。
こういう場合はあらかじめ、周辺のカフェの場所などを事前にリサーチしておく必要があるのです。
私が一番最初にお見合いしたときは、「3」のパターンでした。
今から振り返ると最初のお見合いでこのパターンはちょっと過酷でしたが、結婚相談所でのお見合いの右も左も知らなかった私はこれが普通なのかなと思い、特に気にせず待ち合わせ周辺のホテルラウンジの場所を片っ端からインターネットで調べておきました。
そして当日はお見合いが始まる3時間くらい前にはすでに待ち合わせ場所に到着して、周辺のホテルラウンジの雰囲気や予約の可否、会計方法がどうなっているのかを徹底リサーチしました。
具体的には他のお見合いをしている人たちの行動をウォッチしまくりました。
もしかしたら不審者扱いされていたかもしれません。笑
それでも分からない場合は直接店員に聞きましたよ。
「2」や「3」の場合のように予約ができないカフェの場合は、早めに行って順番待ちをすることになります。
ですが順番待ちのタイミングがとても難しいのです。
順番待ちをしてすぐに席に案内されることもありますが、他のお見合いの人達で溢れ返っていることもありますので、そうなると30分1時間待ちということもあり得ます。
混雑状況だけは当日行ってみないと分からないですが、お見合い開始時間を大幅に過ぎてからお見合い開始になってしまうと、相手にも迷惑がかかってしまうので、なるべく早めに到着しておくことが重要です。
早めに到着したら店員に声をかけて、現在何人待ちでだいたい何分後くらいに席に案内されそうか聞いてみるのが良いと思います。
ちょうどお見合い開始時間と同じくらいの時間に席に案内されそうだったら、そこで自分の苗字を告げて順番待ちをしてしまえばOKです。
しかしカフェが比較的空いていて順番待ちをしてしまうと待ち合わせ時間よりもずっと早く案内されそうでしたら、すぐに順番待ちせずに少し時間をおいて頃合いを見計らって順番待ちをすれば良いと思います。
それでもお見合い相手が現れる前に順番が来てしまった場合は、先に席に案内してもらって全然大丈夫です。
店員に待ち合わせしていることを告げて、席に荷物だけおいて待ち合わせ場所で待つようにすれば大丈夫です。
このようにスムーズにお見合いを開始できるように段取りをしておくことは非常に重要です。しかしそれだけで満足してはいけません。
その後着席してお茶を注文し、心地良い話を提供し、スマートにお会計ができるということがお見合いを失敗させないコツなのです。
それらを以下に解説したいと思います。
着席したらまずはお茶を注文しよう
着席したらまずはお茶を注文しましょう。
メニュー表はテーブルの上に置かれているか、あるいは着席時に店員が持ってきてくれます。
注文するのはお茶だけで大丈夫ですが、1杯あたり1000円前後しますのでその値段に驚かないように気をつけましょう。
間違えても「値段が高い」などど、声に出さないようにご注意下さい。
そして2人とも注文するものが決まったら、店員を呼ぶ前に女性が何を注文するのか聞いておきましょう。
注文するために店員を呼ぶことになりますが、近くに店員がいないからと言って大きな声を出して呼ぶのはあまりよろしくありません。
女性もビックリしてしまいますし、周りの客の視線も集めてしまいますので。
店員は常にお店の中を巡回していますので、自分達の近くに来たときに軽く声を出すか手を挙げれば気づいてくれます。
全然店員が近くに来ない場合は、男性が席を立って店員を呼びに行くのが良いと思います。
大声を出して店員を呼びつけるのだけはやめましょう。
お見合いでは何をお話すれば良いのでしょうか?
お見合いでもっとも重要なのは会話をして楽しいと思われるかどうかだと思います。
話の話題は最初はお見合いって何を話せば良いかわからないかもしれませんが、世間話程度で大丈夫です。
ある程度お見合いを経験していけば分かりますが、話が上手下手以前にお互いの相性というのがあります。
相性が良ければどんな世間話をしても会話は盛り上がります。歯車が噛み合うような感じです。
反対に相性が悪ければ会話のキャッチボールが成立せず、無言の時間が頻繁に訪れ、間を埋めるために必死で何を話そうか頭の中で話題探しに夢中になってしまいます。
まったく歯車が噛み合わない状態です。
お見合いのプロ級の私でも、いまだにまったく話が噛み合わないこともあります。
話が上手下手ではなく相性が合わないだけですので、みなさんもあまり深く気にしなくても大丈夫です。
但し注意事項としては、いくらお見合いと言えどもあまり個人情報に突っ込んだ質問はしないほうが良いです。
たとえば最寄り駅はどこですか?お勤め先の会社名は?資産はいくらありますか?どうして結婚相談所に登録したのですか?
このように初対面で聞くには失礼な質問はしないように気をつけましょう。
スマートにお会計をしよう
お見合い場所の確保もお見合いのお話も順調に進んだら、無事にお見合いが終わるまであと一息です。
最後に待ち受けているのはお茶代の支払いです。
お茶代は男性が支払うのが結婚相談所のルールですが、お会計はどのように支払えば良いのか、私は最初すごい気になりました。
普通のファミレスとかであればテーブルの上に伝票が置かれてそれをレジまでもっていけば支払いできますが、果たしてホテルラウンジでも同じなのか違うのかすごい気になってしょうがなかったです。
もし支払い方法を知らずに、恥をかいたらどうしようということばかり考えていましたね。
事前にインターネットで調べたのですが、そういう情報が出て来なかったのです。
結論から言うとお会計の方法は、カフェによりバラバラです。
ファミレスのように伝票がテーブルの上に置かれてそれをレジに持っていく場合もありますし、伝票の代わりに番号札みたいなのがテーブルに置かれてそれをレジまで持って行って会計をすることもあります。
たまに伝票も番号札もテーブルに置かれないこともありますが、その際はそのままレジまで行けば大丈夫です。その席に座っていた人達が注文した内容はレジできちんと把握されています。お見合いが終了し席を立ったことを店員はチェックしていますので、そのままレジまで行けばスムーズに会計ができます。
もし万が一店員に気づかれずにレジまで行ってしまったとしても、座っていた席を聞かれますのでそれを答えればスムーズに支払いができます。
またお会計は現金にするかクレジットカードで支払うか迷われるかもしれません。ここはかっこよくステータス性のあるクレジットカードを財布から取り出して支払いしているところをあえて女性に見せつけてメロメロにさせてやろうと考えている方もいるかと思います。
でもお見合いで会計をしているたの男性の姿をたくさん見てきましたが、ほとんどの方が現金での支払いでした。理由は分かりませんが、あまりそういったところを自慢したがる婚活中の男性は少ないのかもしれません。私も現金支払い派です。
このように初めてのお見合いは分からないことだらけでドキドキしてしまいますが、どうしても不安な場合はお見合い前に一度、そのカフェを利用して雰囲気やどんな支払い方法なのかを学ぶというのが一番効果的だと思います。
お金がもったいないという人は、早めに行って他の客をウォッチしたり店員に聞いてみるのが良いかと思います。
しっかりお見合いの予習はできましたか?
備えあれば憂いなしです。
さぁ、いざ初めてのお見合いに出陣しましょう。
検討を祈ります!
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