丸一鋼管の隠れ株主優待はクオカード
丸一鋼管は中間と期末合わせて80円(2022年3月期)の配当金を株主へ還元しており、さらに株主優待として100株以上保有する株主に対して、おこめ券が年間6枚頂けます。
お米券は9月末の権利確定日で3枚、3月の期末の権利確定日で3枚それぞれ頂くことができます。
3月権利確定分で頂いたお米券はこんな感じです。
お米を購入するときしか使えないのかと思われるかもしれませんが、実はそんなことはなく、全国のデパート、スーパー、ドラッグストアで現金と同等に使用することが出来ます。
使えるお店はこちらをご参照下さい。
お米券は1kg単位で1枚となっており、440円分の価値があります。
つまり
1枚 = 1kg = 440円
として使用することができます。
貰って困るものではないです。
しかもおこめ券は使用期限がありませんので、うっかり有効期限切れということも避けることが出来ます。
丸一鋼管からお米券は年間6枚いただけますので、おこめ券だけで2640円の価値があります!
配当金とお米券を合計すると年間、
8000円 + 2640 円 = 10640円
丸一鋼管ですが、さらになんと隠れ優待も頂くことが出来るんですよ!
隠れ優待はクオカード500円分になります。
隠れ優待の取得方法
丸一鋼管の隠れ優待は、議決権を行使すれば、必ず頂くことが出来ます(2021年6月現在)。
隠れ優待がある会社自体少ないですし、隠れ優待があったとしても議決権を行使した株主優待の中から抽選で100名とかそういう感じになることが多い中で、丸一鋼管は必ずお礼を頂けるので、とても株主思いの会社だと思います。
議決権を行使する方法は去年までは丸一鋼管に限らずですが、流れとしてはまず株主総会招集通知書の封筒が届き、
その中身を確認すると、議決権行使書という紙が入っています。
表は返送先が記載されており、
裏面には議決権行使書の内容が書かれています。
議決権行使書の右上に株主総会で議論される議案に対する賛否を〇で囲み、個人情報保護シールを貼り付けてポストに投函して郵送する必要がありました。
右側の切り取り線は外して投函します。
ちなみに、個人情報保護シートは株主総会招集通知書の封筒の中に同封されています。
今回の議案はこんな感じ。
投票する方法としては郵送以外として、直接株主総会に出席するときに議決権行使書を受付の人に渡すという方法でした。
ですが、コロナ禍によって今年はオンラインによる議決権行使が一気に普及したって言う感じです。
オンラインによる議決権行使方法はとても簡単で、議決権行使書の切り取り線の右側にQRコードが付与されましたので、それをスマホで読み取れば良いだけです。
IDとパスワードは株主に固有の番号で割り当てられており、議決権行使書にそれが記載されているのですが、QRコードにIDとパスワードの情報が記載されているので、わざわざ入力する必要は無く、本当に読み込むだけでOKです。
QRコードを読み込むと各議案について賛成か反対かを投票出来ることになっていますので、それを選んで投票すれば終了です。
QRコードを読み込んでから投票完了まで、数秒で完了させてしまうことも可能です。
ハガキで郵送するのと比較して圧倒的に簡単に議決権行使することが出来ちゃうんです!
これだけでクオカード500円分を頂くことが出来ちゃうので、丸一鋼管の株主は絶対投票したほうが良いです!
丸一鋼管から届く隠れ優待は株主総会後数日して送られて来ました。
とても早いです。
封筒には「必ずご開封ください」と書かれているので、必ず開けましょう!
丸一鋼管の隠れ優待のクオカードはこんな感じ。
丸一鋼管の事業内容と業績
丸一鋼管は各種鋼管及び表面処理鋼板の製造・販売を行っている会社です。
これらの製品は、店舗・工場・倉庫などの中低層建造物の建築資材、自動車盗輸送機向け、ビニールハウス向け園芸用資材、公共施設・各種工場やプラントにおける電線管、配管用の資材及び道路標識や街灯の支柱などに利用されています。
丸一鋼管の業績はしっかりしていて営業利益も10%以上あり、2021年度3月期の業績は以下の通りです。
また自己資本比率80%超えでしかも利益剰余金が2613億円ととてもキャッシュリッチな会社です。
売上 | 1611億円 | |
---|---|---|
営業利益 | 183億円 | |
経常利益 | 205億円 | |
純利益 | 138億円 | |
自己資本比率 | 81.5% | |
利益剰余金 | 2613億円 | |
有利子負債 | 69億円 |
配当金も72.5円/1株(2021年3月期)ありますので、株主優待と隠れ優待を合わせると100株あたり、年間10,390円相当頂くことができます。
株主優待:2640円
隠れ優待: 500円
配当金:7250円
合計:10390円
2021年7月12日現在の株価は2660円ですので、総合利回りは約3.9%とぼちぼち高めの利回りになります。
良いタイミングで買えれば、長期保有の対象になり得る銘柄ではないかと思います。