ユニバーサル園芸社の株主優待
少し前ですが、ユニバーサル園芸社から株主優待としてクオカード2000円分をいただきました。
ユニバーサル園芸社は2012年からJASDAQに上場している企業で、商業施設や会社のオフィスなどに観葉植物やアートフラワーをレンタルする事業を行っている会社です。
その他にも園芸や雑貨雑貨の販売、造園事業なども行っております。
株主優待は2016年から始まり、6月末の権利確定日に100株以上の株主に対してクオカード2000円分が贈呈され、また2017年からは12月末の権利確定日に100株以上の株主に対してクオカード1000円分を贈呈するという株主還元策を発表しています。
つまり100株の株式を保有していれば、1年間で3000円のクオカードをゲットすることができます。
株主優待を目当てに購入したわけではない
私がユニバーサル園芸社の株式を初めて購入したのが2016年で、その頃は典型的な小型割安株の1つでした。
私がユニバーサル園芸社を購入したとき、株主優待が既に発表されていたかどうかはちょっと覚えていないのですが、この銘柄は株主優待目当てで株式を購入したわけではありません。
そして2016年から2017年にかけて株価は値上がりしていき、100株を残して残りはすべて売却をして利益確定をしています。
現在100株だけを完全に株主優待目当てで保有していますが、最近はユニバーサル園芸社の業績や株価を全く見ていませんでした。
それはユニバーサル園芸社が仮に暴落したとしても、もう十分利益は回収してあるので気にせずに保有していられるからです。
このように全く株価を気にせずにずっと放置しておくことができるというのは、株式投資においては理想的です。
なぜなら利益確定で投資資金分を回収できれば、あとは残した株式は株価の値動きで一喜一憂する必要はありませんし、残しておけば配当金や株主優待が定期的にもらえるという恩恵を受けることができるからです。
ユニバーサル園芸社は現在でも小型割安株である
このように完全に放置プレイをしていたユニバーサル園芸社ですが、株式を購入していた2016年6月期の業績を確認してみたところ、
売上 58.4億円
営業利益 7.7億円
経常利益 7.4億円
純利益 4.9億円
となっておりました。
営業利益率が13%(= (営業利益 7.7億円 / 売上 58.4億円) x 100)と比較的高いし、有利子負債がほとんど無く、自己資本比率が%と財務が健全であり、PERが約12倍と比較的割安でしたので、これらなどの情報を参考に検討した結果、2016年当時に投資に至ったわけなのですが、ふと気が向いたので2019年6月期の直近の決算を確認してみたところ、
売上 86.0億円
営業利益 9.4億円
経常利益 9.5億円
純利益 5.0億円
となっていました。
その営業利益率は10%(= (営業利益 9.4億円 / 売上 86.0億円 ) x 100)と少し低下していますが、それでも経営成績としては優等生の部類に入りますし、売上を着実に伸ばしているのが立派だと思います。
また株主優待と一緒に封筒に同梱されていた株主通信を見ると、
2026年6月期までに、「売上:300億円、経常利益:30億円」を目標にしているという成長戦略を持っているという記載がありました。
なかなか成長意欲の高い会社ではないでしょうか。
やはり小型株は成長性の余地が大きいということではとても魅力的です。
とても優良な会社であることは間違いないので、もしかしたらまた買い増ししてしまうかもしれませんね。
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