中年男性が日中に街をプラプラしていると怪しまれる
日本では働いていない男性の世間の風当たりは、非常に冷たいと思います。
私はとりあえずサラリーマンとして働いていますが、もし有給を取って平日の日中の街並みを歩いたとするならば、中年男性の姿を見かける確率はきっと少ないと思います。
恐らく公園に行けば年老いたおじいちゃんおばあちゃんか、あるいは小さな子供を連れたお母さんくらいしかいないでしょう。
もしショッピングに出かけても、きっとマダム達が化粧品や宝石に目を輝かせ、ちょっと疲れたらお茶を飲んでいて優雅に平日の日中を謳歌している姿を見かけると思います。
いずれの場所に赴いても、スーツを着ていない勤労適齢期の中年男性の姿はほとんど見かけないでしょう。
それは多くの中年サラリーマンは平日の日中にスーツを着て仕事をしているからに他ならないのですが、もし平日の日中にスーツを着ていない中年男性がプラプラしていたらどうでしょうか?
もしおじいちゃんくらいの年齢であれば、立派に勤め上げて残りの余生をのほほんと過ごしているのだなというくらいにしか見られないでしょうが、中年男性がプラプラしていれば周囲からはきっと変な目で見られる可能性があるでしょう。
そして毎日のように同じ時間同じ場所に出没していたら、そのうち誰かが警察に通報してしまうかもしれません。
このように勤労適齢期の中年男性は働くということが固定概念化しており、恐らくこの先5年経っても10年経ってもその常識にパラダイムシフトが起こることは無いでしょう。
専業個人投資家は無職なのか
サラリーマンは会社員という肩書があり、ちゃんと働いているということで社会からは一定の評価を受けることができます。
では投資家の場合はどうでしょうか?
投資家と言っても本業はサラリーマンをしており副業的というか兼業的に投資を行っている人もいますし、専業で投資を行っている人もいます。
サラリーマン兼投資家の人は一応職業はサラリーマンであるので、社会からは一定の評価を受けることができます。
しかし専業個人投資家の場合はどうでしょうか?
投資の世界を知らない一般人からしてみれば、無職に等しい認識ではないでしょうか。
働かないでお金を稼ごうとするなんて、トンデモナイ奴だと思う人も多いかと思います。
きっと、パチンコや競馬で生活しようとしている人と同じ低水準で見られるでしょう。
しかしパチンコや競馬は明らかにギャンブルですが、投資はギャンブルではありません。
それどころか専業投資家が成り立つくらいの資産を積み上げて来た人達は、並々ならぬ努力をしてきたはずです。
経済の知識、簿記や会計の知識、会社四季報や決算単信から将来の企業の姿を想像する発想力、とても頭を使います。
言い換えれば頭脳労働していると言っても良いと思います。
しかも己の資産をリスクに晒してマーケットで1人で戦っているのですから、それはとても立派な職業だと私は思っています。
私から言わせてもらえば、会社という傘に守られてのほほんと働いているサラリーマンより、遥かに立派な職業だと思います。
それなのに投資家が無職やギャンブラーと同じ水準で見られてしまうのは、ひとえに金融の知識に乏しい日本人の残念な部分と言えるでしょう。
平日の日中に胸を張って外を歩きたい
新緑の息吹、照りつけるような暑さでの海水浴、哀愁漂う紅葉の山々、体に突き刺さるくらいの寒さでの雪合戦、現在の私が平日の日中にこれらを体験しようとするなら、有給を取得する他に手段がありません。
いつの日か会社という縛りから解放されて、平日の日中に自分の好きなとき好きな時間に周囲の目を気にせずに、自分の思いのままに楽しめる日が来ることを実現させたいですね。
もちろんおじいちゃんになる前に、中年男性として!
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