定年退職するとやることが無くなって暇になってしまう病に注意
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老後は想像以上に暇過ぎて困ってしまう

雨の日も風の日も病気の日も休むことなく働いているサラリーマンにとって、定年や老後というのは人生の大きな節目であり、やっと自由に自分の時間が使える桃源郷のようなものだとイメージしたり心弾ませているのではないでしょうか。

 

最近では老後2000万円問題が取り上げられたりしてお金の面ではやや不安はあるかもしれませんが、それでも会社に縛られることのない人生というものに憧れを抱く人は多いと思います。

 

というのも、定年後のようにあなたが自由にこれまで時間を使うことができた時期と言えば、それはまだあなたが子供だった頃まで遡る必要があるからです。

 

ここで遠い過去のまだ自分が子供だった頃を思い出してみて下さい。

 

毎日のように外で虫取りをしたり、野山を駆け回ったり、公園で友達と遊んだり、そういった幼かったあの頃のゆったりとしたストレスの無い自由な時間がまた老後になったら訪れると考えると本当にワクワク感でいっぱいではないでしょうか。

 

ですが子供の頃というのは何をするにしても新しい発見の連続でそれに夢中になれましたが、年を重ね定年を迎えた頃になると人間としてもこれまでたくさんの経験をして成熟した大人のなっているでしょうから、子供のように無邪気に毎日がワクワクというわけにもいかないと思います。

 

そして気づけば、毎日特にやることもなく、3食のご飯と家でゴロゴロしている日々になってしまうのではないでしょうか。

 

憧れだった定年後の老後人生がとても時間をもて余した暇で暇でしょうがない日々に変わってしまうのです。

 

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会社の帰り際で見つけた弊社の元役員の背中姿

つい先日、仕事が終わり家へ帰宅していたときのことです。

 

ポロシャツを来た白髪の小さなおじいちゃんがトボトボと散歩している後ろ姿を目撃しました。

 

よくよく見てみると弊社の元役員の方だったのです。

 

この方は本当に仕事大好き人間で、平日は朝早くから夜遅くまで仕事をしていましたし、休日もちろん仕事をしているような、仕事以外に特に趣味も無いような典型的な仕事人間でした。

 

たま~に私が休日に出社すると、ニコニコして話しかけてきて、缶コーヒーをおごってもらったことを今でも良く覚えています。

 

別に缶コーヒーはそのとき飲みたくなかったのですが、そこは社畜っぷりを発揮して、「ありがとうございます!ちょうどコーヒーが飲みたかったところだったんです!」 と笑顔で会話をしていたあの頃を思い出しました。

 

そんなお偉いさんもトボトボと散歩しているを見ると、健康のためという大義名分の名のもとに暇な時間を潰すために散歩しているのかなぁって思ってしまいました。

 

話かけていないので、ただの推測になりますが。

 

その小さな背中が脱け殻のように見えてしまったのはここだけの秘密です。

 

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仕事をやめたら何をするかは現役世代のときから良く考えておくべきだと思う

定年を過ぎ仕事をしなくなれば、これまでにいかに仕事のために時間を費やしていたかが分かると思います。

 

そしてこれから人生100年時代とも言われている時代ですから、定年退職後残り30~40年程度は自分の時間が残されているわけです。

 

残り少ない人生のようにみえて、やることがなければ途方もなく長い時間に感じてしまうのではないでしょうか。

 

定年だけではなくアーリーリタイア/セミリタイアを考えている場合は、仕事をやめてから自分は何をしたいかを考えるのではなく、仕事をやめる前から何をしたいかを良く考えておくべきではないかと思います。

 

仕事をやめてから脱け殻ようになってしまい、残りの余生をただ毎日3食の食事と家でゴロゴロの繰り返しだけの人生にだけは決してなりたくないなと考える30代独身の個人的な意見でした。

 

 

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