年収の開示は必須
結婚相談所で活動をすると男性は年収の開示が必須となります。しかも年収は源泉徴収票や確定申告書の提出が必須ですので、虚偽の数字を記載することは不可能です。
正確性が担保されているという点では良いことだと思いますが、なぜか女性は年収を開示する必要はありません。任意で記載をすることはできますが、必須ではないのでこの点は非常に不公平を感じているところです。
まぁそれはおいておき、年収の他に資産を記載する項目があるのですがこれは男女ともに任意となっております。
資産欄は空欄にしている人も多いですが、人によっては土地や家、有価証券などを記載する人もおります。
だいたいどこの結婚相談所でも男性の場合年収は絶対記入が必要ですが、男女とも資産は任意となっています。
資産は任意のままで良しとしてしまうことについて、個人的にはマネーリテラシーの低さを感じずにはいられません。
しかし一般人のマネーリテラシーは、この程度が普通なのかもしれません。
つまりこのような一般人が、相手がお金を持っているかどうかを計る尺度としては、やはり年収のみを用いて判断してしまうのでしょう。
ですが相手の金融資産を知りたいとき、年収だけで判断するのはとても早計なことなのです。
たとえば2人の男性がいたとします。
男性A
年収300万円
男性B
年収1000万円
あなたが女性だとしたら、どちらの男性に魅力を感じるでしょうか?
ほとんどの女性は男性Bに魅力を感じると答えるでしょう。
これがマネーリテラシーの低い人の思考回路です。
次にこの同じ男性で、年収の他に資産が開示されたとします。ここで資産とは何でも良いのですが、貯金、有価証券、ローン返済が終了している土地やマンションだと思って下さい。
男性A
年収300万円
資産700万円
男性B
年収1000万円
資産0万円
再度女性に対してどちらの男性に魅力を感じるかと尋ねれば、おそらく回答はバラバラに分かれるのではないでしょうか。
さらに同じ男性で今度は借金の情報が開示されました。借金とは何でも良いのですが、返済義務のある土地やマンション、奨学金返済残高、キャッシングの返済残高だと思って下さい。
男性A
年収300万円
資産700万円
借金0万円
男性B
年収1000万円
資産0万円
借金2000万円
また女性に対してどちらの男性に魅力を感じるか聞けば、多くの人が仕方なく男性Aを選択するのではないでしょうか。笑
年収だけで判断するのはとても早計であることがお分かりいただけたと思います。
相手の金融資産を正確に把握したいなら、年収だけを見ていても意味が無いのです。
しかし結婚相談所の婚活において金融資産の状況は、唯一男性の年収だけが必須で開示されるだけにとどまっております。
これでは男性の金融資産全体を正確に把握することはできませんし、女性においてはまったくブラックボックスであることだってありえるのです。
年収以外の金融資産も気になりませんか?
上記のように質問をすると、年収だけではなくトータルの金融資産(年収、資産、借金)がどうなのか気になり始めますよね?
いくら知りたいからと言っても相手にストレートに聞いてしまうと、こいつはお金が目当てかと思われてしまいます。
特にお見合いのときはそういうことは聞かないほうが良いでしょう。
もしその方と交際に進むこととなった場合は、相手がどの程度の金融資産とマネーリテラシーがあるか、デートをしながら推測していくしかないでしょう。
たとえば持ち物や服装はブランドものが多いかどうか、デート代は割り勘かどうかというところでもある程度推測することもできます。
またお金の無い人は、その人が発する言葉をよく聞いてみるとお金に困っている単語が無意識のうちに発せられていることに気づくはずです。
お金が無いのにあるように自分を大きく魅せようとする人もいます。
反対にお金があるのにそういう雰囲気を表には出さず、節約や貯金が大好きな人もいます。
果たして交際相手がどういうタイプなのかは非常に気になるところですが、これは婚活に限らず様々な人と話をしたりすることでお金に対する勘というかアンテナが養われていくようになります。
たとえば友人のなかにも、お金のある人と無い人がいらっしゃると思います。
それぞれの友人の発言を注意深く聞いてみてください。
お金が絡む話になると、面白いほどにお金に対する考え方が言霊となって口から発せられてくるのがお分かりになるでしょう。
特にお金の無い人のお金に対する発言はあからさまに分かりやすいものがあります。
本当にお金を持っている人はあまり自慢したがらないものなのです。
まとめ
結婚相談所では男性の年収のみ開示され、女性の年収及び男女の資産状況は任意なので、相手の金融資産をプロフィールだけで判断するのはちょっと難しいものがあります。
どの程度の金融資産を持っているかはお見合いのときは聞かないほうが良いですが、交際が始まったら将来一緒になる人なのかもしれないので最初はストレートに聞かず間接的な質問で相手のマネーリテラシーと金融資産状況を量るのも良いでしょうし、仲が深まってきたらそういう話を成婚前に真剣に話してみるのも良いかもしれません。
注意したいのはお金目当てだと思われるような質問の仕方はしないことですね。
特に男性は、女性がお金目当てだと分かった瞬間に気持ちも冷めてしまいますし、交際をお断りしてくるかもしれません。
地雷は踏まないように少しずつ相手とそういう話が自然にできるようになっていくのがベストではないでしょうか。
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