FIREしたい
近年FIREという言葉が徐々に世間に浸透してきている感じがあります。
特にリタイア系や投資系のブログ界隈では、
FIREとは？
みたいな説明はする必要もないくらい、常識的な単語となっていますね。
経済的自立をして早期退職を目指すFIRE(= Financial Independence Retire Early)は、時間という自由を獲得するために、まずはお金という問題を解決する必要があるのです。
自由な時間を獲得するには会社を辞めてしまうことが一番早いですが、もし会社を辞めてしまえば労働収入というお金はその時点で一切入って来なくなります。
これはこれまでサラリーマンを続けて来た人にとっては想像し難い未知の世界と言っても良いでしょう。
身近になかなかFIREをしている人をお見かけする機会が無いのもその証左です。
それでも定年のちょっと前や再雇用の途中で会社を辞める人くらいなら、皆様の周りにもチラホラいらっしゃるのではないでしょうか。
そういう方々は年金や退職金や貯金を当てにしているはずですので、真の意味での経済的独立とは言いがたいと思います。
ちょっとだけ早く会社を辞めるというのは、これまで一生懸命働いてきた自分へのご褒美程度の感覚であって、それにFIREを当てはめるのは大間違いだと言えるでしょう。
経済的に独立するというのは、使えばやがて底をついてしまう預金や退職金を当てにするのではなく、自分は何もしなくても定期的にお金が入ってくる仕組みを持っており、それだけで生活が成り立つ状態こそがこと真の意味での経済的独立だと思うからです。
FIREしたいなら労働に頼らずお金を得る概念を獲得することが必要
FIREしている人のほとんどは、自分が労働することなくお金が自分の懐に入ってくる何らかしらの仕組みを持っているはずです。
そしてその仕組みを持つことができたというのは、世の中の大多数の常識である労働してお金を稼ぐという思考プロセスを俯瞰して見ることができる視点を身に付け、そして具体的に労働から脱却するための行動を起こすことができた賢者達でもあるのです。
このような賢者的な思考と行動力を兼ね備えた人は世の中そう多くはありません。
それは回りを見渡せば、ただお金を稼ぐためだけに労働している人だらけであることを感じてもらえればすぐに実感するはずです。
そして賢者と言えども、そんな一朝一夕に賢者というステータスを手に入れるのは容易なことではありません。
何年何十年という厳しい修行を乗り越えることができた人だけが、手に入れることのできる最高のステータスなのです。
FIREを手に入れるためには
FIREを手に入れるためには、元本となるお金とそれを運用するための時間が大きな武器となるわけですが、元本が大きければ大きいほど、また時間を長く取れれば取れるほどFIREという世界に近づくことが容易になっていきます。
なかなか元本をたくさん準備するのは、最低限の給与しか与えられていない労働者にとってはなかなか難しいものがあります。
しかし時間はすべての人に平等に与えられているはずです。
いかに早い時期に、労働以外にお金を稼ぐことができるという事実を知ることができるかがFIREの鍵を握っています。
20代30代のような若い時期に気づくことができれば、FIREの実現可能性は高くなりますし、40代50代でも元本がたくさんあれば、うまく運用することができれば決してFIREは不可能ではないと思います。
自分が持っているお金と時間をどのように使っていくかによって、人生は大きく変わりますし大きく変えることだってできるのです。
お金と時間の正しい使い方を勉強していきましょう。
投資で自由を獲得しよう！
