夕食の途中でK子が宿に戻ってきた
みんな夕食を食べている途中でK子が宿へ戻ってきました。
あれっ?意外と早く戻ってきたのね。
ちなみに私の隣の席は既にパリピ系女子が占領しており、前の席はヘルパーが鎮座していましたので、私の近くにK子が座る席はもうありません。
K子は私を少し見た後、私から離れている空いた席に着席して夕食を食べ始めました。
K子の座った席はポジションが悪かったらしく、周りはあまり口数の少ない人だったのでK子も物静かな感じで夕食を食べておりました。
私が飲み物を取りに行こうと席を立ち、K子の近くを横切った瞬間K子に話掛けられ、どうして隣の席を取っておいてくれなかったんですかぁぁぁ???
って感じで話掛けてくるではありませんか!
私はまださっきのイケメンの存在が心の中でモヤモヤしつつ、平常心を保ちながらK子と会話を続けます。
そしてさきほどのイケメンはK子が初日の午後にツアーでシーカヤックに参加したときに、一緒だった人とのことでした。
てっきりウェザーステーションでナンパされたのかと思ったのですが、K子はナンパとかされるのを嫌がるタイプなので、ちょっと不思議だと思っていました。
ツアーで知り合っていたのですね。
私もツアーでNさんと仲良くなったので人のことは言えませんね。
しょうがないので許すことにしましょう。笑
K子と2人で夜空の星を見に行く
夕食後、今日もパリピ系は外に飲みに出かけていきました。
毎晩毎晩ほんと元気ですね~。
私は少し夜空の星でも見に行こうと思い外に出たのですが、K子も星空を見たかったらしく宿の周りをウロウロしておりました。
宿の周りだと少し明るいので星は良く見えないけど、ちょっと数分程度歩いて浜辺まで行けば星がたくさん見えることを教えてあげるとそのまま自然な流れで2人で星空を見に行くこととなってしまったのです。
まぁ、夕方のウェザーステーションをドタキャンした件もあるので、また無碍には断れないしイケメンの正体も分かってスッキリしたので、一緒に星空を見に行くことにしました。
そして浜辺まで行くと宿の周りとは比較にならないくらいの星が夜空を埋め尽くし、天の川まできれいに見れていました。
これにはK子も大喜びで、星空を一緒に見に誘ってくれてありがとう♡と言われてしまいました。
そしてK子と私は何だか良い雰囲気になっていき・・・、星空と波の音に吸い込まれながら瞳を閉じて・・・♡。
ということにはなりませんでした。
やっぱりいくら旅先で出会ったとはいえ、まだ出会って数日の男に気を許すほど軽い女ではありません。
というか、浜辺に行くまでに遠回しにクギを差されてしまいました。
「私、以前に他の島を旅をしていたときに、宿泊したゲストハウスのオーナーから、出発間際にいきなりハグされて・・・、それが今もトラウマなの・・・。もしかしたらそのオーナーは全ての宿泊者に挨拶としてそのようなことをしているだけなのかもしれないけど、私はそれがちょっと無理で逃げるように宿を後にしたの・・・。」
今このタイミングでそれを言うということは、夜の真っ暗な浜辺で抱きついてこないでねという、メッセージと受け取りました。
いや、そのつもりは全く無いんですが・・・、まぁ、いいか。
そしてしばらくK子と2人きりで夜の真っ暗な浜辺で星空を眺めてたわいもない話で盛り上がりました。
たぶんこういう場所に来ても何もしない男のほうが安心感というか信頼感を与えることができると思います。
途中でスコールが降ってきて東屋に避難
ちょっと空を見上げているだけでもちょくちょく流れ星を観ることができるくらいに、満天の星空です。
私は短時間でいくつか流れ星を観たのですが、K子はタイミングが悪くまだ流れ星を見つけられていないみたいです。
そしてあんなに星が観えていたと思ったら、雲が急に増えていきスコールが降り出したのです。
私とK子は浜辺の東屋に避難し、そこで、
「濡れちゃったね♡しばらく雨宿りしよっ♡」
と言うではありませんか!
これってわざとやっているんでしょうか?
しかしその笑顔が今でも脳裏に焼き付いています。
これも後々良い思い出となっていくんでしょうね!
雨もすぐにやんで、我々は宿に戻ることにしました。
続く。
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