同窓会に参加してみた
半年くらい前ですが、久しぶりに中学校の同窓会がありました。
最初にお誘いを受けたときはちょっと行こうかどうか迷ってしまいました。
なぜかと言うと、いい年して未だ独身であることに若干の引け目を感じていたからです。
もうみんな結婚して子供もいて幸せな家庭を築いているんだろうなということを考えると、独身の私が参加しても惨めな思いをするだけかなと思ったからです。
でもせっかくのお誘いですし、みんなどんな人間に成長したのかも気になったので、勇気を出して参加してみることにしました。
男はほぼ独身だった
私だけ独身だったら肩身が狭いなと思いつつ、 正直参加前まで少し気が重かったのですが、そんなの取り越し苦労でした。
恐る恐る探りを入れてみると、なんと男性陣はほぼすべて独身だったのです!!!
なんだ!お前らも同志だったのか!!!
それを知ってから急に、親近感もあってか、昔話に花を咲かせてしまいました。
残念なことに女性陣は既婚者しか参加していませんでしたが・・・。
人間はこんなに差がつくものだと実感した
そんな男性陣のなかでひときわ目立っている奴がいました。知人Nです。
中学のときは要領は悪く勉強も苦手な奴でしたが、愛嬌がありみんなから好かれている存在でした。
そんな知人Nにも久しぶりに再会しましたが、なんと体重は100kgを越えるような大巨漢に変身を遂げていたのです!その変身ぶりに興味を示した私を含めたクラスメイトは、彼のこれまでの生い立ちを面白がるように探りを入れ始めました。
本人も特に嫌だという感じではなく、どんどん聞いてくれてOKみたいな感じの愛嬌の良さは昔と変わりありませんでした。
現在は無職ではありませんでしたが、郵便局でアルバイトしながら実家暮らしをしており、おまけにパチンコやギャンブル大好きでヘビースモーカー、そして鼻炎で鼻水ずるずる・・・。
しかも毎日コンビニでお菓子やジュースを買い込み、夜に寝ながら食べてしまった結果、こんな豚野郎になってしまったとのことです。
漫画で出てくるような救いようの無い、奈落の底に落ちた男になり下がっていました。
さらにクラスメイトの探りは続き、聞き出せた話によると、学校を卒業後一度就職はしたもののすぐに辞めて、その後スーパーの店員や眼鏡屋などアルバイトを転々としてな現在に至るらしいのですが、自分はそれなりに努力しているつもりなのにどうして周りは評価してくれないのかという感じで、自分が現在こうなっているのは自分の責任ではなく周りが悪いという残念な考えを持ってしまっているダメ人間の典型例となっておりました。
それなのに他人にアゴで使われるようなロボットみたいな仕事は自分のプライドが許さないから、気に入らなければ辞めて職業を変えるし、できればもう働がずに生きていきたいなんて言う始末です。
働くことが正しい大人の生き方だとは私もまったく思いませんが、少なくとも私と知人Nが見ている労働という世界は、まったく見えている世界が別次元だと確信しました。
上から目線的な意見になってしまうかもしれませんが、知人Nは典型的な労働者的な思考回答であり、生きるためにお金のために仕方なく働く以外に方法はないという思考回路であり、そういう世界にうんざりしているのだと思います。
私も現在は労働者ですが、生きるためにお金のために仕方なく働かなければならないという思考は無く、生きるためにお金のためには自分が働かなくてもまったくお金は稼げるという世界を認識しております。残念ながらまだ私はその水準には達していませんが、将来そういう生活ができるように目標を立てて、そのための資金稼ぎのために会社で労働をしております。
働きたくないと思うなら、それを実現するためにはどうすれば良いのかというところまで考えて実行して実現しているのなら誰も文句は言わないと思いますが、何も努力していないのに働きたくない働きたくないと言っている知人Nはただのゴミ以下の存在だなと感じました。
もちろんそんなことを説教しても、見えている世界が違う知人Nの心にはまったく響かないでしょうから、ただおもしろおかしく話を聞かせてもらいましたよ。
美味しいお酒の肴を提供していただきどうもごちそうさまでした。
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