投資専門不動産会社に安易に個人情報を渡さないこと
不労所得が欲しくて不動産投資を始めようとするサラリーマンは一定数存在します。
でも実際にどうやれば良く分からないような素人は、何冊か本を読んで満足したらとりあえず話を聞こうと不動産会社にコンタクトを取ることから始めると思います。
実際に会って話を聞こうと、不動産会社はさらに詳しい個人情報を聞いてきます。
ファミリー住宅用向けの会社ならまだしも、投資用物件を扱うような投資専門の不動産会社はメチャメチャ詳しく個人情報を聞き出そうとします。
勤め先、勤め先の電話番号、年収、貯金、投資歴、家族構成など、丸裸にされるくらいの個人情報提供を求めてきます。
すべての会社では無いかもしれませんが、投資専門不動産会社の勧誘は本当にしつこいです。
一度でも個人情報を渡してしまうと、昼夜問わず毎日のように勧誘の電話がなり続けますし、ひどいと会社にまで電話をかけてきたりしますので安易に個人情報を提供しないことが大切です。
不動産会社の上手な嘘に騙されないことが大切
周りに不動産投資をしている人がいなければ、やっぱり直接不動産会社の人に聞いてみたりしたいなと思うことでしょう。
そう考えるのはとても自然なことだと思いますが、注意しなければならないのは、特に投資専門の不動産業者は本当に上手な嘘をつくことが多いですし、何とか物件を購入してもらおうとあの手この手を使う戦略を熟知しています。
もし投資専門の不動産会社の話を聞きたいということであれば、そういうことを事前に理解したうえで行くようにして下さい。
実際にアポイントを取って話を聞こうとすると、街中のカフェで待ち合わせをしてそこでお茶を飲みながら物件の説明を受けることが多いですね。
私はよくお見合いでホテルラウンジのカフェに行きますが、そこに行くと毎回のようにお見合いの男女と不動産会社が物件を紹介している姿を目撃します。
お見合い中はお見合いに集中しないといけませんが、どんな話術で勧誘をするのかちょっと興味があるのでお見合いの前後に聞き耳を立てて会話を聞くことがあります。
たとえば一例ですが、
都内ワンルームマンション!
物件価格2,400万円
頭金なしローン返済35年
家賃10万円
管理費修繕積立金2万円
毎月返済7万円
利回り5%
キャッシュフロー1万円/月
毎月の家賃からローン返済と管理費修繕積立金を引いて毎月1万円のキャッシュフローが出ます。しかも利回り5%と大変お得です。銀行にお金を預けても利回り0.01%の時代ですよ。
何もしなくても毎月1万円のお金があなたのお財布に入ってくるのでお小遣いに最適ですし、ローン返済後は物件があなたの物になります。
絶対お得なので今すぐ買うべきですよ!
なんていうような話をよく耳にします。
たしかに銀行の金利と比較すると不動産の利回りは魅力的ですし、毎月不労所得が手に入ることを考えると、不動産を買ってみたいなという気持ちになってしまうでしょう。
投資用の物件を扱う業者の話を聞くと、だいたいこのような似たような話ばかりです。
でも良く考えてみて下さい。初対面の人間にこんなオイシイ情報を提供してくれるなんて、そんなうまい話あると思いますか?
業者の立場からすれば、あなたが不動産で儲けられるかどうかなんて全く興味はありません。
業者の利益は売買時に発生する仲介手数料ですので、とにかく物件が売ることができればそれで良いのです。だから何とか上手い嘘をついてあなたに物件を購入させようとするのです。
嘘を見抜けずに購入してしまっては、あなたは業者にとって都合のよいカモです。
お金が無いので購入できませんと断っても、お金が無くても金融機関を紹介できますので、あなたの貯金から頭金を出す必要はありません、といった甘い誘惑で高金利な金融機関を紹介してくることもあるでしょう。
本当に物件を購入するつもりがなくても、あなたがノイローゼになるくらいまでに毎日のように電話をしつこいくらいにかけ続けることで、この勧誘の苦しみから逃れるためには物件を購入するしかないという思考回路に持っていかせようとすることだってあるかもしれません。
正直、投資専門の不動産会社の話をまともに聞いて不動産投資が成功することは皆無でしょうから、あまり深入りしないほうが良いカモしれません。
じゃあやっぱり不動産投資が儲からないかと言われればそうではありません。
不動産投資で不労所得を手に入れて、一生働かなくても良いくらいの資産を築いている人もいます。
大切なのは嘘に騙されずに、儲かるための本質を理解し、儲かる物件を購入できる目利きができるようになることです。そうすれば不動産投資で不労所得を手に入れることが可能になります。
続きはまた明日。
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